スマホ写真のワンランクアップテクニック

最近ではSNSの普及拡大もあり、スマートフォンで写真を撮る人が増えてきています。
ネットにも「フォトジェニック」という言葉や「インスタ映え」といったSNSに写真を載せることを意識した言葉が飛び交っています。

私は会社員をしている傍らウエディングやイベントで映像カメラマンとして活動しています。
現場で使うのはもちろん映像用のカメラ、もしくは一眼レフの動画機能を使っていて、それらで撮った写真や映像をインスタグラムやフェイスブックに投稿しています。
そういったSNSでの写真たちを見ていると、『明らかに一眼レフで撮ったもの』、『スマートフォンで撮って何も加工せず投稿しているもの』とで区別がつきます。

しかし、
中にはスマートフォンで撮ったものをうまく加工し、一眼レフで撮ったような、もっと言えば一眼レフの写真よりも魅力的に見せているものもあります。

実際に写真を見る媒体がスマートフォンの小さな画面であれば画質の差はほとんど感じません。
要はどんなカメラで撮っても構図や色使い、その後の補正によっていくらでも写真や動画を魅力的にすることは可能なのです。
そのようなテクニックを一つ一つ挙げていくと長々となってしまうので、今回は【一眼レフの強みをスマホで再現する方法】を挙げてみたいと思います。
まずパッと一目見た印象での両者の大きな違いは『背景のボケ』です。
被写体にピントを合わせ背景をぼかすことで視線の誘導や余計な情報のシャットダウンができ、上質な印象を与えることができます。
一眼レフには大きなセンサーが仕組まれており、たくさんの光や情報を取り入れることができます。スマートフォンの小さなセンサーではボケはうまく表現できません。この問題を解決するのが写真加工アプリです。現在たくさんのボケ加工アプリが配信されていますが、私がよく使うのはTadaa SLR(iOS版 税込480円)というアプリです。
使い方は簡単です。

1、写真を選び)

2、主役にしたい人物(または物)の指でなぞります。

3、なぞった部分以外のボケの量と範囲などを細かく決めます。

4、完成。

自然に見せるコツは『主役と同じ距離にあるものはぼかさない』ということです。
ボケは本来、カメラと被写体の距離によって決まってきます。
同じ距離にあってボケているものとボケていないものがあるのは不自然に感じてしますのです。

ぜひ人物写真や料理写真でこのテクニックを活用してみてください!

投稿:神谷 年寿 (かみや としひさ)
1989年11月生まれ
愛知県出身
大阪芸術大学映像学科卒業
ゲーム会社でCGの制作をする傍らウエディングやイベント撮影、PVなどの映像制作を行う。
2017年8月より映像フリーランスとして活躍中

■受賞・入賞歴
・2013年東京学生映画祭アニメーション部門グランプリ
・2013年東京国際映画祭日本学生映画祭上映作品